お水が溜まる理由
皆様こんにちは?♀️
小倉ひざ関節症クリニックのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「膝になぜ水が溜まるのか」についてお話します。
皆様もよくこの言葉を耳にしますよね、、、
膝に水が溜まるなんて、不思議ではありませんか?
まずは「膝に溜まる水」について
膝に溜まる水の正体は、増加した関節液です。膝関節は、膝への衝撃を吸収したり関節の動きをよくする役割を果たす、関節液で満たされています。
関節液は膝関節内で炎症が起こると、大量に分泌されます。
間接液は、関節を包んでいる袋(関節包)の内側を覆う滑膜という組織から分泌され、正常時は1㏄程度を保っているのですが、炎症によって関節液の分泌に異常が生じると、
50㏄以上溜まることもあります?
次に「なぜ水が溜まるのか?」について
関節に無理な負荷がかかると、膝軟骨が損傷を受けます。損傷した軟骨のかけらが関節包の内側にある滑膜を刺激することで、炎症が起こります。
炎症が起こると滑膜から関節液が大量に分泌され、「膝に水が溜まる」状態になるのです。通常の関節液にはヒアルロン酸などの有効成分が含まれており、膝への衝撃を和らげるはたらきをしますが、大量に分泌された
関節液は有効成分が少なく、衝撃を和らげてくれません。放置してしまうと損傷が進んで炎症が繰り返される(膝に水が溜まり続ける)という悪循環に陥ります?
膝の水を抜くと腫れや痛みは一時的に和らぎますが、これは根本的な治療ではありません。
膝の水を頻繁に抜くとクセになるのではなく、炎症の原因が解決されていないため、何度水を抜いても溜まってしまう、というのが事実です。
炎症の原因が解決されれば、水は溜まらなくなります?
まずはMRI画像でご自身のお膝の状態を知り
再生医療に限らずどのような治療が適しているのか、専門医のお話を聞いてみませんか??
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